
こんにちは。目指せ!タンクローリーへようこそ。
最近、インターネットやSNSで危険物乙4が難しくなったという噂をよく耳にしませんか。
かつては誰でも受かる簡単な資格だと言われていましたが、近年の合格率などのデータを見ると以前よりも数値が低下している傾向にあります。
実際に試験を受けて落ちたという悲痛な声や、予想以上に勉強時間がかかってしまったという感想も少なくありません。
過去問の丸暗記だけで挑んだら太刀打ちできなかった、なんて話も聞きます。
これから受験を考えている方や、再挑戦を目指す方にとっては、なぜ難化したと言われるのか、その理由や最新の傾向がどうしても気になるところですよね。

危険物乙4が難しくなった背景と合格率の推移データ
「昔は簡単だったよ」を信じて油断すると、意外と痛い目を見るかもしれません。
では、乙4はなぜ「難しくなった」と言われるのでしょうか。
合格率の推移などの客観的な数字と、試験の仕組みを手がかりに、実態を一緒に整理していきましょう。
危険物乙4の合格率推移から見る難易度の変化

まず気になるのは、「実際にどれくらいの人が受かっているのか」ですよね。
危険物乙4は昔から人気の資格で、「一夜漬けでも受かった」なんて話も聞こえてくることがあります。
ところが、近年の合格率を見てみると、そのイメージのままでは少し危険です。
直近では合格率が30%台前半で推移する年が多く、結果として受験者の約3人に2人が不合格になる計算になります。
これは「誰でも簡単に受かる試験」と言い切れる水準ではなく、しっかり準備が必要な試験だと言えるでしょう。
もちろん、会社の指示で受ける人など、十分に勉強時間を確保できない受験者が一定数いるのも事実です。
ただ、それを差し引いても合格率がこの水準に落ち着いている以上、“油断すると落ちる試験”になっているのは間違いありません。
合格率が下がっている背景には、出題範囲の広さに加えて、科目ごとに60%を超えないといけない「足切り」の仕組みが影響しているとも考えられます。
だからこそ、「昔は簡単だったらしい」という噂をそのまま信じず、最初から計画的に対策していくことが大切です。
危険物乙4に落ちた原因と30%の壁の正体

では、なぜこれほど多くの人が涙をのむことになるのでしょうか。
落ちた原因としてよく挙がるのが、「ナメてかかって勉強不足だった」というケースです。
しかし、最近はしっかりと勉強したつもりでも落ちてしまう人が増えているように感じます。
その最大の要因が、乙4特有の合格基準にあるかもしれません。
ご存知の方も多いと思いますが、乙4は3つの科目すべてで60%以上の正答率を出さなければなりません。
どれか一つでも50%だったら、他が満点でも不合格になってしまうんですよね。
この「科目のバランス」こそが、30%の壁の正体だと私は考えています。
法令の難化傾向と科目別足切りの脅威
特に最近、「法令が難しくなった」という声をよく聞きます。
法令科目は15問あり、そのうち9問以上正解しないと足切りになってしまいます。
以前は主要な数字を覚えておけば対応できましたが、最近は重箱の隅をつつくような細かい問題が出ることがあるんです。
例えば、申請や届出のタイミング。「遅滞なく」なのか「あらかじめ」なのか、あるいは「10日前まで」なのか。
こうした細かい違いを正確に覚えていないと、選択肢を絞り切れない問題が増えています。
また、指定数量の倍数計算も、単純なものだけでなく、複数の危険物が混在する複雑なパターンが出題されることもあり、正確な知識がないと太刀打ちできません。
「法令は常識で解ける」という古いアドバイスは危険です。今はしっかりとした暗記と理解が求められる科目になっています。
物理化学と計算問題でつまずく受験者の特徴

私が個人的に一番苦労したのが、この「基礎的な物理学及び基礎的な化学」です。
ここも10問中6問以上が必須ですが、計算問題や化学の基礎知識でつまずく人が非常に多いんですよね。
特に、燃焼の理論や静電気のメカニズムなどは、単語を覚えるだけでは解けない問題が出ます。
「なぜそうなるのか」という理屈を理解していないと、少しひねった出題をされた途端に手も足も出なくなってしまうんです。
計算問題アレルギーでこの科目を捨ててしまうと、他で挽回できないので一発アウトになってしまいます。
危険物乙4の過去問だけで受かるのは難しい理由

「過去問を回せば受かる」というのは資格試験の王道ですよね。私も最初はそれで十分だと思っていました。
ただ、危険物乙4は“過去問だけの丸暗記”が通用しにくい試験になっているようです。
公式サイトでも過去問題が一部公開されています。公開範囲は限定的です。
つまり、過去問集を解いて「答えを覚える」だけだと、少し切り口を変えられた問題や、数字・用語の言い回しを確認させる問題が出た瞬間に、選択肢を絞りきれず失点しやすいんですよね。
だからこそ大事なのは、「答え」ではなく「解き方」を身につけること。
- なぜその選択肢が正しいのか(根拠の条文・定義・性質)
- 計算なら、どの数字をどう組み合わせるのか(指定数量、倍率、単位)
ここまで理解しておくと、初見の形式でも落ち着いて対応でき、合格ラインを安定して超えやすくなります。
危険物乙4が難しくなった試験を攻略する勉強時間と対策

脅かすようなことばかり言ってしまいましたが、安心してください。
難しくなったとはいえ、乙4は国家資格の中ではしっかりと対策すれば必ず合格できる試験です。
ここからは、今の試験傾向に合わせた具体的な攻略法を私なりにシェアしていきますね。
2026年版の危険物乙4の推奨勉強時間と計画

これから勉強を始めるなら、まずはスケジュールの確保が最優先です。
「1週間で合格!」といった甘い言葉には乗らないほうが安全だと思います。
今の難易度を考えると、初学者の方であれば、だいたい40時間から60時間程度の勉強時間は見ておいたほうが良いでしょう。
期間で言うと、1日1時間勉強できるなら約2ヶ月、1日2時間なら1ヶ月というイメージですね。
特に最初の1〜2週間は、テキストをじっくり読んで基礎を固めるインプットの期間に充てるのがおすすめです。
焦って最初から問題を解こうとすると、わからなすぎて挫折する原因になりかねません。

| 期間 | 学習内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1〜2週目 | テキスト通読・インプット | 物理・化学の原理を理解することに集中 |
| 3〜4週目 | 問題集演習(1周目) | 間違えた箇所をテキストで復習 |
| 5週目〜 | 問題集周回・模擬試験 | 弱点分野を徹底的に潰す |
独学におすすめのテキストとアプリ活用術
独学で挑む場合、相棒となるテキスト選びは合否を分ける超重要ポイントです。
本屋に行くとたくさん並んでいて迷ってしまいますが、私がおすすめするのは「公論出版」のテキストや、「赤本」と呼ばれるナツメ社のものです。
特に公論出版の問題集は、実際に出題される問題にかなり近いと評判で、これを何周もすることが合格への近道だと言われています。
また、隙間時間を活用するためにスマホアプリを使うのも賢い手です。
「スマ学」などのアプリなら、電車の中や休憩時間にサクッと問題を解けるので、知識の定着に役立ちます。
ただ、アプリだけでは解説が不十分なこともあるので、あくまでメインはテキストと問題集、アプリは補助ツールとして使うのがベストかなと思います。
古いテキストは最新の法令改正に対応していない可能性があるので、必ず最新版を購入するようにしましょう。
危険物乙4の語呂合わせで覚える法令と性質

膨大な暗記量を乗り切るには、やっぱり「語呂合わせ」が最強の武器になります。
特に危険物の類の区別や、指定数量などは、まともに覚えようとすると頭がパンクしてしまいますからね。
例えば、第1類から第6類までの性質を覚えるのに、「サン(1)・コ、カ(2)・コ、シ(3)・ゼン...」のようにリズムで覚える方法があります。
ネットで検索すると面白い語呂合わせがたくさん出てくるので、自分にしっくりくるものを探してみるのも楽しいですよ。
私自身、試験中に語呂合わせを口ずさむことで救われた問題がいくつもありました。
試験当日に焦らないための直前対策と心構え
いよいよ試験当日、緊張して頭が真っ白...なんてことにならないように、直前の準備も大切です。
私が実践していたのは、試験会場には早めに到着して、一番苦手な分野のテキストだけを見直すことでした。
あれもこれもと欲張ると逆に不安になるので、「ここだけは確認する」と決めておくのがコツです。
また、試験中は「わからない問題は飛ばす」勇気も必要です。全問正解する必要はないんです。
60%取れれば合格なんですから、難しい問題に時間を使いすぎて、解けるはずの問題を落とすのが一番もったいないですよね。
マークシートのズレだけは細心の注意を払って、最後まで諦めずに挑んでください。
危険物乙4が難しくなった今こそ合格を目指す理由

最後に、これだけ「危険物乙4難しくなった」と言われている今だからこそ、この資格を取る価値は高まっていると私は思います。
難易度が上がったということは、それだけ誰でも簡単に取れる資格ではなくなり、希少価値や信頼性が増しているということでもあります。
タンクローリーの運転手はもちろん、ガソリンスタンドや化学工場、ビルメンテナンスなど、乙4が必要とされる現場は日本中にあります。
難化した試験を突破したという事実は、あなたの努力と能力の証明になるはずです。
しっかり対策すれば決して怖くありません。この記事が、あなたの合格への第一歩になれば本当に嬉しいです。
※本記事の情報は執筆時点のものです。
正確な試験情報や法令については、必ず消防試験研究センターの公式サイト等をご確認ください。
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